ツールド佐伯に初出場してきたお話。
お世話になっております。まーし(@1pocM)です!!
前回の記事で書いたツールド佐伯に出場、無事完走してきました!サイクリングイベントにいつか出たいなぁと思いを馳せながらもタイミングを逃し続けて早3年。やっとこさ念願叶って出場できました!!貧脚ながらもなんとか走り切ったので、その感想を記録ついでに書いておきます。誰かがこれを読んで「参加してみたい!」となるきっかけになれば嬉しいなぁ笑
いざ出陣
スタートまであと1時間
スタート&ゴール地点となる佐伯総合運動公園陸上競技場に7時すぎに到着。
もっと小規模なイベントかと思っていたのですが来年で30回目を迎える大会ということもあって九州各県のサイクリストの中じゃかなり名前も知れ渡ってるよう。。。スタート前に話した人の中には関東から来たという方もいらっしゃいました。
1人での参加は心許ないので、弟(運動不足)も強制エントリー。現地で合流し共に出発します。
スタートまであと5分
スタート時の衝突などのリスク軽減のため今年から一人ずつのスタートになったそうです。周りを見るとみんな高価な自転車…。「道具じゃなくてエンジンで勝負だ!」と心に決めペダルを回し始めたのでした。
第1エイドステーションを目指して
第1エイドステーションの蒲江翔南学園を目指してスタート!したのですがどうも右足の調子がよろしくない。「なぜか足がつりそう…。まだ500㍍くらいしか走ってないのに…。」一抹の不安を抱えつつもペダルを回す。後ろには大柄な女性が。すごく速い。「え。ぱっと見全然速そうじゃないのに…。すごいプレッシャーを感じる…。早く追い抜いてくれよ…。」念じながら緩やかな坂を登ります。
マダムのプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、なんとか山頂の轟トンネルに到着。ここら先はエイドステーションまでほぼくだり。気になっていた右足も登坂で温まってきたのか、気にならなくなっていました。
翔南学園では、蒲江名物手焼きうず巻が提供されていました。高校を卒業するまで佐伯に住んでいたものの一度も食べたことのなかったうず巻。羊羹のような滑らかな餡がとても美味しく、可愛らしいみためで満足です。
第2エイド空の公園を目指して
うず巻をたらふく食べたあとは第2エイド空の公園を目指し、海沿いをひたすら走ります。この日は前日の台風19号の影響もあり突風。弟と2人、頑張って風に立ち向かうも敗戦色は濃厚。親切なおじさん電車に乗って公園のある山間部を目指しました。途中おじさんに「あんた若ぇんやけ、前引かんな」と言われるも再び風に敗北。おじさんの後ろにとんぼ返りでした。
第2エイドまであと少し坂を登ります。右手に見える海が絶景でここまで登ってきた疲労が一瞬で吹き飛んだ気がしました(気のせい)。
なんとか山頂へ到着。ここではアジの丸ずしとみかんが提供されていました。どうやら早くたどり着いていた人たちはパンも食べることができたようなのですが、僕が到着した時にはすでにパンは消滅しておりました。
昼食を目指して
空の公園の次は昼食会場でした。ひたすら下りです。ご飯をめがけてまっしぐらと言わんばかりに一心不乱にクランクを回します。事前の調べによるとお昼ご飯はしらす丼。それも弟の友人が提供しているという。胸と腹が鳴ります。
着きました、ありました。これぞまさにしらす丼?です!コロッケ乗ってる!!!話を聞くとこれもしらすを使ったしらすコロッケだそうです。醤油とかぼすを一絞り。一瞬でなくなりました。
第4エイド九州最東端鶴御崎灯台
昼食を済ませ九州最東端を目指します。鶴御崎灯台は個人的に馴染み深い場所で中学、高校の時は初日の出を見に行ったり、写真を撮りに行ったりとよく訪れた場所です。ロードバイクで行くのは初めてで、かつてママチャリで何度もトライしその度に歩いて登った坂を足をつかずに登りきれるかを試す良い機会でした。
登れる!しかしきつい!!普段使わないふくらはぎや太ももが悲鳴をあげています。坂を登ったと思えば突風、登ったと思えば突風の繰り返しで心が折れそうです。「あ゛〜足ついて止まっちゃおうかなぁ」
甘い誘惑をしてくる悪魔と戦うこと約15分。文明を感じる建造物が目の前に現れました。白い建物を見て「あーやっとついた」と喜ぶ人と対照的に僕は少し憂鬱に。九州最東端の灯台はここから少し下った後、再び丘を登りやっと到着なのです。
というわけで最東端に到着。ここでは揚げパンが!!!きな粉、砂糖、シナモンの3味展開。一切の迷いも見せずにシナモンを選択しました。パンで回復し最後のエイドを目指します。
最後のエイドステーション。
最後のエイドステーションはつるみ農水産物直売所。SコースとAコースの昼食会場だったようで、生魚を甘辛いタレにつけた「あつめし」や焼いたエソ類などの魚の身、ゴマをすりつぶして醤油などを混ぜて作る「ごまだし」を使ったうどんなどが提供されていたようです。そのまま食べても良し、お茶漬け風にしてかきこむも良しの最強漁師飯です。
ゴールを目指す
つるみエイドもそこそこにゴールを目指すために再出発。ここからゴールまでの道のりは実は高校時代の通学路。もちろん在学中と同じように強い向かい風でしたが、走り慣れた道なのであまり気にすることなく走ることができました!
そしてついにゴール!!
思い返せば短かったような長かったような…。なにはともあれ僕も弟も怪我もなく無事にたどり着いてよかったです。
まとめ
結論からいうと大満足です!もちろん自分自身が運動不足で「もっとこうしてたら、ああしてたら」とたられば話が思い浮かんで仕方がないのですが…。しかし、自分が生まれ育った町の普段車で通過していた場所を自転車を使って自分の力だけで走ったことで知ることができた景色やものがたくさんありました。
今回エントリーしたのはBコース(102㌔)と全体の中では真ん中のコース。「いつかはSコースに出てやるぞ!」と週末ホビーライダーを奮い立たせてくれた楽しい大会でした!明日の筋肉痛が怖いなぁ…。