徒然おんせん県ゆるぽた珍道中

スーパー社畜週末ローディーが送るおんせん県日記

いまさらα9が欲しい話。

こんにちは。まーしです(@1pocM)

今日までブログ上でまーしとして書いてきたけど、やっぱりしっくりこないので本名である「まさし」に戻そうと思う。というわけで次回以降は「まさし」となるので、以後お見知りおきを!!

僕の名前に関するどうでも良い話はこの辺で、そろそろ本題に入ろう。

 

タイトルにもあるが、α9が欲しい

前回記事にしたが、僕は今まで仕事で使っていたキャノンの7Dmark2を先月手放した。4月からの新年度に向けて新しいカメラの購入を検討しているのだが、今更ながらα9が欲しくなった。なぜ今になって3年以上前のカメラが欲しくなったのか。今後の使い道や性能などからその理由を整理する。

α9が最適解?

大前提として僕はカメラボディを中古品しか買わない僕には、α9がとても魅力的にみえた。その理由は以下の3点。後半ではデメリットも書いておく。

コストパフォーマンス

 なにをいってもコストパフォーマンスの高さだ。前述したとおり僕は中古でしかカメラボディを買わない。その理由の大部分を占めるのは価格である。α9の発売は2017年の5月。ざっくりみても3年以上前の機種であることやα9Ⅱ、α1の発売で中古市場が潤沢であることにより価格が下落傾向にある。中古相場は約25万前後、個人的にはバッテリーグリップを付けた形が好きなのでそれを合わせても30万円でおつりがくる。それにその連射性能はα1が出るまではソニー最高。ファームウェアのアップデートにより、僕が使う上ではα9Ⅱと比較してもまったく問題のないレベルになった。

シャッター耐用回数

カメラには寿命があり、そのほとんどはシャッターの耐用回数で決まる。α9は皆さん知っての通り電子シャッター。仕事での使用ということもあり、シャッター回数は多くなる。スポーツの撮影などもすることがあり、今までも連写を多用する場面が幾度となくあったので、シャッター回数を気にせずに使い続けられることは大変ありがたい。これは中古でカメラを購入する上でも同様で、よっぽどぼろぼろなどで無い限り買ってすぐにシャッターが壊れるといったことも避けられるだろう。

高感度耐性と連写,サイズ感

いままで7Dmark2を使用していたのは連写が必要だったからである。しかしAPS-Cかつ6年以上前のカメラでは高感度耐性にかなり厳しい部分があった。いくら新聞とはいえ、あまりにもノイズまみれの画像をのせるのは個人的に納得できず、「そろそろフルサイズの連写機を…」と考えていた。各社のフラッグシップと比べてもそのサイズは圧倒的に小型。撮影から取材、移動まで全てを1人でこなすワンオペ記者としては小型であることは大事な要素の1つだった。

ここがいまいちα9

と、ここまで良いところと個人的に気に入っているポイントだけを挙げてきたが、いまいちな部分もいくつかある。それは以下の3点。あくまで僕の使用環境でいまいちということなのであしからず。

防塵防滴性能の低さ

各社のフラッグシップを見れば分かるが、真四角であまり表面に継ぎ目がない。どんな環境でも問題なく動くように考え抜かれた無駄のない設計である。大きなレンズを支える丈夫なマウントに大容量のバッテリー、写真をとるとこに特化したからこそできあがった機能美だ。しかしα9はカメラ上部にダイヤルを配置、液晶はチルトでバッテリーグリップは外付けだ。これでは小雨が降る中などではやはり心配になってしまう。

純正レンズが高い

これはどのメーカーもおなじかもしれないが、ソニーはちょっと高い。Eマウントを解放したことによりサードパーティ製のものも多くあるが、純正でないと秒20コマの連写はできないという制限付きだ。キャノンやニコンは長い歴史のなかで生産してきた多数のレンズが生かせるが、ソニーはレンズをそろえるのが一苦労となりそう。

撮って出しの絵があんまり好きじゃない

なんどの書いてきたがいまままでは7Dを使ってきた。キャノンにくらべるとソニーは撮って出しの絵があまりきれいではないと個人的に感じる。とくに多く言われるのは人肌。仕事上JPGしか扱わないためコレは気になるきになる要素としては大きい。しかし紙面の半分以上はモノクロ。問題であると言えば問題だが、そうでないと言えばそうでない…。

まとめ

今回は今更ながらα9の魅力を新聞記者目線で考えてみた。

α7SⅢに比べたら色味が悪くてEVFも良くない、小指もあまる。などの意見も多くあると思うが、僕の使用上最も優先すべきはどんな状況でも撮れる連射と高感度なので今回は色味についてはあまり考えなかった。撮ることが必須なのであればα1を変えよという意見もあるだろうがコストを考えるとやはり厳しい。大切なのは自分の使用環境にあった最適機種を選ぶこと。カメラは実力が伴わずとも値段でマウントがとれる趣味である。見栄を張るためだけにカメラを買わず、目的と用途とお財布にあったカメラを選択していきたい。

※α9を買うかはまだ決めかねている。何を買ったかはいずれ報告します。