徒然おんせん県ゆるぽた珍道中

スーパー社畜週末ローディーが送るおんせん県日記

運命の出会い!CONTAX T2 がやってきた。

こんにちは!まーし(@1pocM) です。

突然だが先日、コンパクトフィルムカメラの名機として名高いCONTAXのT2を購入した。かなり興奮している。今回は購入に至った経緯をだらだらと書いておく。

 

なぜT2なのか

CONTAXと言えば、軽量軽快で美しい外観のうえ、マニュアルフォーカス一眼レフ最後の世代ともいえる完成度で中古市場での人気も高いAriaや、T2の後継機となるT3も存在する。しかしT2がよかった。理由は単純で知人が使っている姿があまりにも美しかったのと、コンパクトとは思えない写りの高さを知っていたからだ。それに、いやらしいな話だがまだまだ中古相場も高く、自分のスタイルが変わった時でも購入を希望してくれる人が多くいるという点も魅力の一つだった。

 

運命の出会い

その日は仕事で必要な物を購入するために市内のツタヤに併設された、カメラのキタムラを訪れていた。もともと、ハードオフ巡りをして中古カメラを物色していた僕にとってキタムラの中古コーナーを見るのはもはや義務のようなもの。「大した物ははいってないだろうが、まぁ一応…」と覗いたショーケースの中にそいつは鎮座していた。

「え?なんでT2…? し、しかも相場よりかなり安い」。すぐに店員に声をかけケースから出してもらった。手に持ったときにヒンヤリとするチタンのボディ、小気味良い音と共に姿を表すレンズ。あふれる物欲に歯止めは利かず、気付けば私は銀行に来ていた。クレジットカードで払うことも考えたのだが、なんとなく「今、現金を払って買った」という事実が欲しくて現金で購入することを決めたのであった。

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お金を下ろして店に戻った僕は他のものには目もくれずレジへ急いだ。逸る鼓動「T2をこの手にできる」そんな悦びでおそらく僕はほとんど鬼と化していただろう。

レジで一通りの動作確認する。動作に問題は一切みられない。商品タグにあった「やや難あり」の文字が気になり改めて聞いてみたところ、製造が終了してから随分経っているので、壊れたときの保証はないよという意味でこのコンディションだという。完全に緩みきった財布と笑顔をぶら下げた客を相手に優しい笑顔で対応する店員に対し、「こんな田舎のキタムラにT2とか入るんですね」なんてめんどくさい会話を繰り広げながら会計を終了。起動に必要な電池も購入して、店を後にした。

午後からは仕事もほどほどに帰宅。家に転がっていたフィルム(Fuji業務用100)をセットして町に繰り出した。普段使っているF3やF100とは異なり、ふと目に止まった景色にすかさずカメラを向け、反射的にシャッターを切っていく作業は大変心地が良い。撮影後に確認なしで次々にシャッターを切る。デジタルとは違いフィルムは有限。予備は持っていないので36枚で終了となる。そんなことを分かっていながらもシャッターを切る手は止められず、あっという間に1本を撮り終えて帰路についた。

 

今回のまとめ

今回の買い物で僕のコンパクトフィルムカメラ探しの旅は一段落つきそうだ。今までもNikonのL35ADやコニカのBIGminiなどいくつかコンパクトを使った方が、圧倒的に所有欲を満たしてくれたのはT2だろう。

ただ、気持ちが良いあまりガンガンシャッターを切ってしまうことが恐ろしい。2021年はフィルムの出費が多くなりそうだ。

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